双子(羨望)

実妹に続き、義妹にまで双子が誕生した。

この二重×二重の喜び。
私には羨望以外の何物でもない。
ほとんど羨望というものを感じたことがないが、
きっとこれは羨望なのだ。

羨望がよくわからなかった。
調べてみると、
他人の幸福が我慢できない怒り(ロシュフコー)!!
世の中は嫉妬が渦巻いているらしいが、
私は他人も幸福であってほしい。
双子という存在も大好きだ。

子どもたちの未来は自分たちで切り開くとして、
一つだけ言うとすると、
小学校は近所の公立小学校へ行ったほうがいい。
私にとって小学校時代は1番健全な時代だった。
世界文学全集も読まなければならなかったが、
毎日3組の双子と順繰りに遊んでいた。
野山を駆け回っていたような気がする。
野山などなかったが。

義妹のベビー&キッズたちと、
野山ではなく、キッズカフェへ。

同じ頃、姉も妹の双子とキッズカフェに行っていたらしい。

かつて、なにげないそぶりで飲食しながらも、
子どもがいつ泣き叫びやしないか、
ハラハラしていたものだが、
キッズカフェは騒ぎ放題だ。
子どもたちのエネルギーに満ち溢れている。

子どもの声をうるさいと言う人がいるらしいが、
それも羨望の一種か。