夢の国

ディズニーが苦手、と言いながら、
また来てしまった、シーに。
夢の国にも慣れつつある。

かつて、毎日、隣町のディズニーランドの花火が見えても、
行きたいと思わなかった。
行きたいという欲が止められていたのかもしれない。
母親の意思支配が強かった。

初めてディズニーランドへ連れて行ってくれたのは、
お手伝いさんだった。
「好きなとこ行ってらっしゃい」と見ててくれたが、
楽しめた記憶はない。
楽しむことに慣れていなかった。
ずっとヒネクレていた。

ヒネクレ者は、
「みんな大好き、みんなハッピー」 という幻想には違和感しかない。
この世は愛に満ちているのではなく、
闇や泥沼があると思っているが、
ディズニーの世界は、闇や泥沼さえアトラクションであり、楽しくてしょうがないらしい。

着ぐるみにも疑惑の目を向けるが、
バイトをしていた友人によると、
休憩時間もそのキャラクターを演じているとのことだ。
脱いでもミッキーだった、と。

疑惑が…

そもそもディズニーキャラクター自体が苦手で、
ダッフィーくらいなら…と思っていたら、
いつのまにかダッフィーの仲間が増えて同様のキャラクターがもう4匹になっていた。
(匹は違うらしい)

夢の国の現実は、
次々にアトラクションやらファストパスやら何やら大忙しで、
ヒネクレているヒマなどない。

ヒネクレ者はヒマなのだった。
さんざんヒネクレたことを書いてきたが、
ヒネクレる時間がなくなってきた。
ヒネクレていたことも忘れていた。
と、勝手に終わりそうだが、
思い出したら書いていこうと思う。

北海道へ

子どもたち2人が、ガツガツしているのはどうしてだろう。

二女、ダンサー集会が終了。
自己表現のクセが強い。
前に出ること(景色が違うらしい)、
目立つことはいいことなのだった。
グイグイ女子過密地帯で生きて行く。

長女、部活の試合結果により、
(勝ち進むことなく)ゴールデンウィークに出かけられることになった。

急遽、北海道へ…

ドタンバのため車とフェリーの旅。
ドタンバでなくてもそうだっただろう。
だいたいドタンバなわけだが…

夫の父方の祖母のお見舞いで親類と合流。
10年前のガイドブック持参。
10年前も集まった。
初代iPhoneが役に立ったことを覚えている。
関東組の親戚が誰1人、行き先の住所も知らず、ガイドブックや地図すら持っていなかったのだ。

行きは新潟経由。
苫小牧まで17時間の旅。
北海道の地に降りるやいなや、鹿たちが出迎えてくれた。
この広い大地は、オラオラ車でも避けられることはない。
義父はさっそくスピード違反で捕まっていたが…

2年前は1人で飛行機で上京するほど元気だったが、
病に倒れてからは、半分ほどに小さくなってしまったおばあちゃん。
クセも強かったが、
クセ慣れしている私には愛すべきおばあちゃん。
夫は、メンコイ孫で、
おじいちゃんにソックリ、
で、会えば覚醒するか、と期待されたが…
とても穏やかに過ごしていた。
お見舞いに来た私たちを「9匹」と数える。

祖父母が暮らした外人墓地あたりを散策し、
夫もスキーで滑ったという坂から函館の街と港を眺める。

昔、祖父母と食べたというトラピストクッキーも懐かしそうに食べる。
普段はクッキーは食べなくても、
トラピストだけ食べらるらしい。

老いること、
生きること、
死ぬこと、について考えたりする。

帰りは青森から東京まで。
車好きでも1000キロを超えると疲れるらしい。


お義父さんの色気がハンパない。

双子(羨望)

実妹に続き、義妹にまで双子が誕生した。

この二重×二重の喜び。
私には羨望以外の何物でもない。
ほとんど羨望というものを感じたことがないが、
きっとこれは羨望なのだ。

羨望がよくわからなかった。
調べてみると、
他人の幸福が我慢できない怒り(ロシュフコー)!!
世の中は嫉妬が渦巻いているらしいが、
私は他人も幸福であってほしい。
双子という存在も大好きだ。

子どもたちの未来は自分たちで切り開くとして、
一つだけ言うとすると、
小学校は近所の公立小学校へ行ったほうがいい。
私にとって小学校時代は1番健全な時代だった。
世界文学全集も読まなければならなかったが、
毎日3組の双子と順繰りに遊んでいた。
野山を駆け回っていたような気がする。
野山などなかったが。

義妹のベビー&キッズたちと、
野山ではなく、キッズカフェへ。

同じ頃、姉も妹の双子とキッズカフェに行っていたらしい。

かつて、なにげないそぶりで飲食しながらも、
子どもがいつ泣き叫びやしないか、
ハラハラしていたものだが、
キッズカフェは騒ぎ放題だ。
子どもたちのエネルギーに満ち溢れている。

子どもの声をうるさいと言う人がいるらしいが、
それも羨望の一種か。

インフルエンザ

夫、インフルエンザに感染。
微熱1日で平熱になり、
ほとんど症状はないが、
陽性とのことだ。
数日後、二女に感染。
同じウィルスでも、高熱で立ち上がることもできない。
ダンスも浅草へのバス遠足も行けない。

被害者は加害者になった。

予防接種も済んで、
毎日マスクで登校し、警戒心の強い子どもたちだと思っていたが、
まさか家に病原菌があったとは思わなかっただろう。

マスクをしない私もマスクを二重に重ねる。
常備クレベリンに追加して、6つのクレベリン臭が立ちこめているかもしれないが、
幸いマスクで匂いはわからない。
インフルエンザ包囲網に怯える日々。

加害者(夫)に看病と家事を任せて、
私は仕事に逃亡することも考えたが、
長女感染予防のため、
病人は引きこもってもらう。

長女は生徒会や塾や郊外学習や部活の試合やら絶対に休めないのだ。

私の仕事は「いつ刺されてもいいように」してはある。
ワンオペ防止の機会でいいかもしれない。
と、言い聞かせるものの、
働く親にとって、子の感染症による突然の長期欠勤は痛手だ。
自己都合の迷惑行為、とまるで犯罪者扱いされることすらある。
早めに復帰すれば保菌者の疑惑がかけられ、
いろいろと覚悟が必要だ。
会社の歯車も大変なのだ。

感染者は被害者であり、加害者にもなる。
躍起になって感染源を探して諸悪の根源を突き詰めようとしたりする。
ウィルスは悪であり、感染者は敗者なのか…

1人発症すると、周囲もすでにみな感染者であるという説もある。
ただ発症するかしないかで、
発症しない感染者が感染源である可能性もあるのだ。
犯人は勝者ぶるアナタかもしれない。
ミステリーですらある。

私も予防接種等のおかげで発症していないだけで、
感染している可能性が高い。
そう考えると、
頑張る自分がバカバカしくもある。
マスクで耳は痛くなり、
消毒で手もガサガサで腫れているのだ。

お医者さんたちはマスクもせず診察にあたっていた。
予防方法を聞こうとして、
処方箋を見て思い出した。
抗インフルエンザ薬は、予防としても服用できる。
保険外でも関係者価格だろう。
医療関係者は、予防接種を複数回している、とも聞く。
日頃からウイルスに接していると、
免疫があり、発症率が低いこともあるだろう。

ウィルスに対抗しようとして、振り回されるより、
菌と共に生きる(?)ほうがいいのかもしれない。

味噌作り始めました。

キノコも育てようとしています。

東北の三五八がお気に入りです。

苦手分野

気がつけば新年
仕事に追われ、苦手分野にも追い込まれていた。
苦手分野は練習を繰り返して得意分野になる、
と、昔は言われたものだが…

PTA活動
小学校ではPTAから逃げ惑っていた。
中学校では、PTA役員の補助を1人一役として役割分担され、
学校行事や地域の祭りなどのお手伝いをする。
昨年は一役だったが、今年はどういうわけか立て続けに三役も仰せつかる。
不慣れなまま、ボランティア活動に参加し、
作り笑いをしていると、
なぜか「議員さん?」と勘違いされる始末。

ディズニーランド
最近の子どもたちは、グリム兄弟やアンデルセンの童話も、
ディズニー作と勘違いしているらしい。
一度、原作を読み、心を震わせるべきだろう。
(私も読んだことはないが)

ほとんど乗り物にも乗れず、もう行きたくないね、などと言う予定だったが、
前に並んでいたファミリーが、
毎週ディズニー通いのディズニーマスターズだった。
私たちの明らかな勉強不足をみかねたか、攻略方法を伝授される。
師匠(お父さん、勝手に命名)の言うことを全部聞いた結果、
乗り物に乗るまくることになってしまった。
何事も情報戦、臨機応変、迅速対応。
特大ミッキー&ミニーちゃんをかかえ両手ふさがる師匠が眩しく思えた。

朝から

晩まで

大満喫。
ウォルトさんと記念撮影したと思いこんでいたが、
財務面を支えたお兄さんのロイであった。

スキー

子供たちがどんどんスキーが上達してしまった。
ソリなんて見向きもしない。
私の付添いも不要で、完全に逃げ場を失った。
いつまでも休憩所で熟睡しているわけにもいかず、
いよいよ私もスキーをせざるをえないと思うほど追い込まれている。

ジャニーズ
オークラ好き長女のために、ジャニオタママのツテでライブチケットを入手。
夫は東京ドーム送迎。
ジャニーズは中居くん堂本剛くんくらいはわかるが、
正直、良くも悪くもなんとも思わない。
世間では、自分に自信のない女子たちが、2次元的な世界に現実逃避し、
ジャニーズ事務所の都合のいい金ヅルとなっている、というのが一般論のようだ(大変失礼)。
新潟で真夏のナントカバッグ(関ジャニグッズ)を持っていたら、
声をかけてくれた女子はかわいかったし、
実際は腐ってもなく、明るく健全で、
ママたちは、長女のこともジャニーズ青春の始まり、と我がことのように喜び、
いつまで青春してんだかと自虐しながらも、
きっと見返りなど求めない善人集団なのだ。
多少、妄想恋愛を楽しんだっていいじゃないか。


グッズ代稼ぎのため、毎日手伝いの日々。
年末は始発の電車で「うちわ」を買うとのこと。
その後友だちのドタキャンにより車移動、
夫はまた東京ドーム送迎。

初詣を済ませ、氏神様にお参りしなければと思っているところに、
赤羽八幡神社(関ジャニ神社)に一家総出でお参りすることに。
「さやの湯処」に近いので、許す。
どうやら許しすぎのようだ。
誘った誘われた友だちのドタキャン率が高いが、
おそらく親に反対されるのだろう。

神社が先とはいえ…

クリスマス会を3件ハシゴするパーチーピーポー二女も、
「ねーね、どうしちゃったんだろう…」と呟く。

最近の買い物 1


ハロウィンはとっくに過ぎさり…
相変わらず袋類などを並べている。

(山田文具店)

昨年もの白靴は半額

冬じたくのついでに…

(PJ)

手土産

(ニコタマライズ)

基本の食材

またしても変わりゆくルミネの新店

(パイホールロスアンゼルス)

2回目

70年代の味わい(?)

(生協)

来年のスケジュール帳

(ハルカゼシャ)
ポケットを付ける。

8/で日めくりカレンダー

言わぬは言うに勝る、
誕生日に肝に命じるべき言葉。
最近の文具店では、ドイツ語やフランス語版でめくるものがあり、
日本語が新鮮に見えたが、よくあるタイプだったらしい。
マスコハンコのマスコさんのカレンダーは即完売。

不祝儀袋の需要が高まる今日この頃、
∞柄のハデ熨斗袋を、次見たら買おうと思っていたところ、
数時間後に見る。ヒカリエ→手紙舎で。

スビキアワ紙モノと熨斗袋

手紙舎は全然違うことになっていた。
スビキアワ食器店の個展(現在終了)空間で、ついドリンクを注文。

いただけたビンに花の一輪でも差したいものだ。
(1ヶ月経過も実行なし)

以前、フェリシモで購入したスビキアワ食器。

現在、フェリシモで喪服を新調。
ガリガリ体型だった5号サイズでは手も足も出なくなっていた。

最近の買い物 2

ほぼ見た目だけで選んできた、愛すべき家電類たちが、
今、老いの憂き目に遭っている。

初家電のコンベクションオーブン

18年間ありがとうございました。

このままでは殺人事件がおきてしまう、
と、逃げるように実家を出た頃…
すぐに、自分のものを自分で買える喜びで、
殺意どころではなくなった。

ヨーロッパではデロンギ家電が席巻していると思いこんでいたが、
実際、イタリアの旅行先でも当時はほとんど見かけなかった。
今は日本の家電店並みに溢れているのだろうか。

タイマーはイタリア時間でも、
修理してもっと愛用も考えたが、
最新機種の誘惑がいっぱいだ。
できれば、直方体であってほしいが、
バルミューダで水を垂らすよりも、
瞬間高温とグリル機能で、アラジンに。

カルピスバターもスタンバイ


コメダの厚切り、また買って焼こう。

直方体ではないが…

ソーキュースタイルという石川県のメーカー

勢いのまま炊飯器も購入。
大家族用?が多いが、小型化傾向のようだ。
3合=6杯も多いくらいだろう。
炊飯器の場合、大は小を兼ねない。大きいことはいいことではない、と思う。
収納場所5ミリオーバーで、 毎日土鍋釜生活が長引いた。
すっかりお釜ちゃん好きとなってしまった子どもたちの反対を押し切る。
予約炊きが楽に決まってるのだ。


ボタンがない…タッチパネルやないか!
ハイテク?に見えて、中にお釜ちゃんがある。