意思

土曜日、眼科へ。
長女は視力が0.3しかなかった。
残念ながら遺伝だ。
メガネかなぁと思っていたが、
「メガネかけたくない」と言い張る。
本人の抵抗が強いので半年間の猶予をいただく。
土曜日もみてくれる眼科は懐も深い。

メガネをかけるということは、
人生がひっくりかえるほどの大事件であり、
無理にかけろといっても精神的にもよくない、とのこと。
黒板の字は後ろの席でも見えても、だんだん目は疲れてくる。席を前にしてもらい対応することに。

それにしても医者にまで反抗するのはどうなのか。
私だって小学生の頃メガネは嫌だったが、とりあえず従った。
その後あまりかけなかったが。

実は風邪をひいても粉薬が嫌いと飲まず、
ほとんど飲んだことがない。
飲ませてもらいに小児科に行ったこともある。
(今は錠剤にしてもらっている)
アメなりムチなりしてもダメだった。
凄まじい反抗、意思の強さ。

家で「私も昔いやだったけど、今はおしゃれなメガネがいっぱいあるからいいのに…」
と言っていると、
「あ、そうか!おしゃれなメガネならしてもいい、なんだかしたくなった!」
なんて言っているのだ。
意思なんてもんじゃなかった。