感覚

ローヒールを、つぶれていると言う。
子どもに「履いて」と頼まれて買ったハイヒール。
2回くらいはいたけど、疲れた。
最近子どもがパカパカ履いて喜んでいる。
コトコト音がいいみたい。

今日遊びにきた5才のハーフちゃんは、
ちょっとしたヒールのあるミュールを履いてきた。
ハーフなのにとってもシャイ。でもブリブリ女子だ。
おんなじヒールの靴がほしいとずっと騒いでいる。
いつのまに姉妹2人で。
ちょうどヒラキッズカタログが到着。
以前安すぎる上履きを買ったのだ。
真剣な顔してカタログを見ている。もうマルもついてる。
安いのだけど…私も対抗してネットで探す。
買い物は好きだけど、欲しいものだけ欲しいのだ。
欲しくないものは欲しくない。
必要なものであっても。
欲しいものが見つかるまで探す。

ネットでいいミュールがあった。
ヒールは低めだけど、これくらいが安全だ。
大好きなラメ、スパンコールもちりばめられてる。
これにしようと決めている。
子どもが一生懸命選んでいるのに、ひどい親だ。

昔の母と同じだ。
子どもの選んだものを認めなかった。
1年もすると自分が欲しかったものは、
全然ステキじゃなくなった。
鼻で笑われても仕方ない。
悔しいが認められるようにならなければならなかった。

年齢とともに感覚は変化し
きっとピークは20代だろう。
その後はおそらく、感覚は鈍る。
私が子どもにバカにされる時、
私は子どもの成長を認めるのだろう。


独断で選んだけど満足してくれた。