子ども対策

泣き叫び続ける赤ちゃん、
耐え続ける大人たち。
「でも一番頑張ったのは、泣き続けた赤ちゃんだ」と。
つんく氏の言葉。
さすが多くのアイドルを育ててきた人格者。

褒めた方がいいと言ってみたり。
叱った方がいいと言ってみたり。

親は甘やかしているのではない。
なんとかして子どもが笑うよう、
必死でご機嫌をとっている。
傍観しているのではない。
必死で耐え忍んでいるのだ。

私も耐えていたが、もう耐えられなくなった。
すぐに殴る。
「うるさい!」ボカッ!ペシッ!と。
衝撃はあるが、すぐに痛みもひく、頭の上のやや前のあたりに。
殴りすぎてポイントもつかんできた(つもり)。

面白いらしい。
大声で笑い出す人もいた。
みなガマンしてるが、本当は殴りたいのだろう。

同類は同類に腹が立つようだ。
大人になれない大人たち。

自分もかつて赤ちゃんだった、
ということをすっかり忘れてしまっている人が多すぎる。
自分がどんどん老いてゆくことも知るよしもなく。

「子どもがかわいそう」
「子育てに専念したほうがいい」
などチンプーなことも言い出したりする。