掃除機

誕生日、だろうが朝から掃除機。
夜、人間たちが寝静まっている間に、空中で浮遊していたアマタのホコリたちは地上に舞い降りるのだ。
逃すものか。
と、血相を変えているらしい。

掃除機はコードレス派。

最新のマキタ充電式クリーナー。
前機種は5年使用、充電池交換(5000円弱)1回。
毎朝晩酷使し、充電機も接触不良。
新機種が出たので乗り換え、大満足。
血相変えても、掃除は楽しくてしょうがない。

ふと、仕事も同じようなことに気付いた。
ミス、トラブルは見逃さない。
実は、嫌いではない。暴言、悪口も楽しい。
大きな問題は、事件として「風化させない」と語り継ごうとしている。
笑いが止まらない。

つくづく自分の腹黒さに呆れるが、最近は疲労気味だ。
とうとう老化が始まったか。
毒を求めすぎたのだろうか。
解毒も追いつかない。
もう吸引力(吸収力)が限界なのかもしれない。

マキタを買ったばかりだが、いよいよアイロボットに任せる時期なのかもしれない。
これからは、血相を変えず、穏やかに微笑んで過ごす時なのだ。
ルンバ、買おうかな…誕生日に思う。