0番

次女はとても小さく体も丈夫ではなく、1歳になるまで2回入院した。
私も付き添い入院。
(そこでの経験はいずれ記入するとして…)

子どもは同じようなことを言う。
長女から一度聞いて、面白いな、と思っていると、数年後、同じようなことを次女は言うのだ。
少し変化もあったりするとまた面白い。

3歳前後の子どもは何でも1番が大好きだ。
1番に起きた、1番に電気つけた、といつも順番を作り、
誰かに先を越されたり越したりして一喜一憂している。

ある時、次女が目を輝かせて「1の前に、0があった!」と大発見したかのように言った。
これは初めて聞いた。
それから1番よりも0番がずっと特別になった。

昨日は0番に好きなあみやき亭のお肉を食べ、
ねーねが折り紙で作ってくれたカンムリをくれて、
0番の思い出になった。