スー・チーさん

母は驚くほどスー・チーさんに似ている。
(その昔いしだあゆみにも似てると言われていた。)

金星と月と木星が並んだ日、
母から「よだかの星」の単行本が送られてくる。
ちょうど宮沢賢治の本を探していたのでびっくりした。

子どもはだんだん勧善懲悪のお話がつまらなくなってくる。
世の中の嘘に気付き始める。
ディズニーの物語よりも宮沢賢治に心を奪われる。
と、私は思っている。

家にもあった素敵な版画のパロル舎の本は絶版となり、
今は単行本が主流のようだが、漢字が多いと困る。
図書館に行こうか。
そんなことでクリックしていなかった。

単行本は少々汚れがあったが、
漢字にルビもふってあった。

長女は一生懸命読んでいるらしい。
少し難しいらしい。
でもきっといつか心に響くことだろう。