母から

母から孫に宅配便。
「海賊学」という図鑑のような、仕掛け絵本のような…
あとは自分の出した本やらCDやら。
そしてビーチサンダル。

母の海辺の家に、孫が「遊びにくるかも、と買っておいた」とのこと。
ビーサンはいつ買ったのか、袋がほこりかぶっていた。
海辺の家にはしばらく行っていない。
極度にちらかっているのだ。
母に電話する。
「おばあちゃんも、いつでもうちに来てね」と子どもに言わせる。
本当はおばあちゃんと言われるのも抵抗があるらしい。
母も、モニーちゃん(犬)のおばさん、と言わせようとしたが、
モニーちゃんのおばあちゃんになり、
モニーちゃんも亡くなった。
おばあちゃん、で甘んじてもらう。

母は「近くまで来た」「ちょっとFAX貸して」
などと言って家にくる。
孫の顔を見たい、とは言わない。
先日の元実家も、
私に「ちょっと家を見に遊びに行ったら、とかチラと言っといて」
などと姉に言っていたのだ。
極度に不器用なのだ。
孫に会いたくて、田舎に広大な原野を買って、コテージなどを建てようとしているらしい。

孫と話して母は喜んでいた。
ビーサンのサイズは間違っていたが、
子ども達は喜んでいる。
仕掛け絵本も面白いらしくて喜んでいる。


母が会いたい孫たち、ショートカットにしました。