生活保護

親が困窮していると子は扶養義務があるらしい。
子は大変だ。
子は親を選べない。
幸いなことに母は金満だ。
どケチなので1円たりとも子にくれてやることもない。
金満もすぐ土地に化ける。
私達はそれぞれ独立し、自分で稼ぐのは当たり前だ。

私たちは母から逃げたが、
母の元に逃げてくる人もいる。
身寄りもなく、どん底まで落ち、路頭に迷った人達。
母にコキ使われ、少額のお小遣いも貰えるが、それまで。
母も赤の他人を養うほどお人よしではないのだ。
そして独立するまでの期間、
生活保護を申請。
受給額は多すぎるらしい。
どん底の人々は最低賃金も必要ない。
生きるためだけのお金はそんなに必要ないようだ。

欲望なんてなかった。
色気も必要ない。
男も女も「女っ気」がなくなるようだ。