自転車、駐輪場、自転車

毎日自転車に乗っている。
ずっとバスに乗っていた。
保育園まで走って、バス停(逆方向)まで走って…
自転車に乗ったほうが早いことにようやく気付き、久びさにギクシャクと乗ってみたが、
「まっすぐ、前を向いて!」と子どもに教えたことを思い出すと、すぐに感覚を取り戻した。

高校時代の自転車感覚は、「危ない」と近所のおじさんに心配(注意)されていた。
「何をそんなに急いでいるのか」
と言っていたらしい。
3年間耳元で風の音がビュンビュン振動していて、
何の音だろうと思っていた。
時間のことしか頭になかった。

今は遅々として進む。
私は家族の一員だけではなく、
家族の世話人でもあった。
何かあってはならないのだ。

かつて自転車はよく盗まれた。
昔は盗む人が多かったのか。
今はママチャリ?なので盗まれないのか。

盗まれてもいいように、激安自転車しか買わない。
実家で6台が一度に盗まれた時は母が通報し、
おまわりさんが一日家の前に立っていた。
事件とされたようだ。

駐輪場で「この自転車を盗んだ者は、死後、痛い目に合うだろう」(?)と書いてある自転車を見たことがある。

駐輪場では見知らぬ男性に「犯人だよ」と告白されたこともあった。

母が駐輪場のおじさんとケンカしたことも。

今、駐輪場のおじさんお兄さんにはキチンと挨拶。
屋根付き(2階)に移動したいのだ。
1階は一時停車用で時間払い。
自転車に乗り遅れているので、2、3階とも空いてなかった。
「金持ちは1階に止めな」と言われ、
「貧乏なんです」と言って3階にまわしてもらえたが、
屋根なしで野ざらし
タイヤも劣化しやすい気がする。

前置き(?)が長すぎた。
今日は約束通り、砧の自転車の修理屋さんへ。
雨があがり、ちょうど開店準備をしていた。

祖師谷も砧も商店街はいい人ばかり。
でも無駄話はしない。
昨日もなめこ事件の話で保育園の先生と盛り上がり、
会社に1分遅刻してしまった。

本人はひた隠しにしているようだ。
私がペラペラしゃべりそうになると、
「なんでもかんでもそうやって笑い話にしないで」と怒っていた。

そうだ、なんでもかんでも笑い話にしようとしている。
笑い事じゃなかったのだ。