お出かけ日和

最近見ているTV番組「お出かけ日和」。
原日出子さんが都内各所へお出かけし、美味しいものを食べまくる。
夕食のタシになるお土産も欠かさない。
実に楽しそう。
心なしか、原さんはどんどん太ってきているような気がするが、
そんなことを気にする気配は微塵もない。
私もあんな中高年になりたいと思う。

先日、久々に母と妹、昔からの友だちと立て続けに会い、立て続けに「太った」と言われる。
ずっと痩せすぎと言われてきたので、悪い気はしない。
ガリガリの家系だが13才前後、40才前後でデブ期があるようだ。
母も40を過ぎた頃「中年太りしてきた」と嬉しそうに言っていたことを覚えている。
今はまた痩せ、いしだあゆみも通りこしてソニア・リキエルのようだ。
私も顔に肉がつかないので、気づかれにくいが、かつてないデブ期に突入している。
「そのやせ具合じゃアメリカじゃ病院に連行される」と言っていた友人も、
ガリガリのほうがよかった」と言う。
「痩せすぎだったから、今ちょうどいい、今のほうがモテる」
というのは思い違いのようだ。
優しい人たちに囲まれて、気づかなかった。
よく会う姉にも聞いてみる。
昔に比べれば、という意味で、一般的な太っているという意味ではない、
と言いつつ衝撃的な一言。
「お尻、久しぶりに見たらオムツしてるかと思った」
「そうそう、最近尿モレでオムツを、ってそんなに!?」
ノリツッコミしている場合ではなかった。
尻フェチにだけモテていたようだ。
「走ろうかな」と言ってみるがそんな気はない。
わざわざ疲れることはしない。
もうランナーズハイにはならない。
デブ期の後にソニア・リキエルになるかもしれないのだ。
などと言い訳しつつ、時の流れに身をまかせる。

先日の「お出かけ日和」。
原さんと池上季実子さんが階段を昇る。
圧巻の後ろ姿だった。