電話

以前も、英語を習おうと、友だちと一緒の先生なら、と電話したが、ずっと不在だった。
当時、先生の身内にご不幸があったようだ。
縁がなかった。

家に一番近いなら、と一番近くの教室に電話したが、ずっと留守番電話だった。
夏休み?まず留守電に入れるというシステムか。
縁がなかった。

今回、メールを送信すると、早くも1時間後に入電。
コールセンターのようなとこからだ。
日曜日で教室はお休みであるが、
月曜日に教室からお電話する、
との一報。

平日の日中は留守電に入れといてください、と言ったものの、留守電設定を忘れていた。
自分のミスに腹が立っていた。

恐らく何度も電話したはずだが、
まるで初めて電話したかのような朗らかさ。
留守電設定を忘れたことをお詫びすると、
いえ、お話が出来てよかったです、と。

電話対応は、相手に、申し訳ないと思わせていけない。
私がいつも気を付けようと思っていることだった。

顔の見えない相手に笑顔で、
ゆっくりと話し(普段は超早口)、
相手の話をよく聞き(普段はほとんど聞かない)、

クレームも謝罪も、感謝に変えることが出来る。
電話対応は奥が深いのだ。