魚食

春、テレビでは千葉情報が多くなってきた。
金谷の「なめろう丼」を見て、なめろうが食べたくなる。

今はすっかり肉食だが、行徳(市川市)民だった頃は魚食。
魚は必ず魚屋で買う。

行徳のマルエツの前の2軒の魚屋を交互にチェック、
よさそうなほうをおっちゃん達に大声で注文。
奥の水槽もチェックしてナマコがある時にはナマコも注文。
ナマコはグロテスク極まりないが、
何も考えず目をつぶってでも、生きたまま調理しないといけない。
私達は小学生の頃からなんでもした。

行徳のスーパー鮮魚コーナーでアルバイトをしている漫画があるらしい。
現状は知らないが、
過去を知る限り、活況を呈しているとは思えない。
マルエツもそうだったが、
行徳のスーパーの鮮魚コーナーはやたらスペースが狭かったのだ。

魚屋の前は毎日人があふれ、車道(二車線)を封じていた。
そこを通ろうとする車はよそ者である。
間違いなく行徳で一番熱気がある場所だった。

スーパーの魚は新鮮ではないと思いこんでいた。
よって、いまだに抵抗がある。

なめろう」は房総の郷土料理で、
それも魚屋さんから教えてもらったと思う。
アジなどをネギ、味噌、生姜などとともに細かく叩きのめすだけ。
それを焼いた「さんが焼き」も大変美味しい。
新鮮な魚ではないとだめで、すぐに食べないとだめなのだ。

そうだ、千葉に行こう。
お墓参りもしなければ。

夫も焼ハマグリが食べたくなったそうだ。