銀座へ

毎日行動を共にしていた、
高校時代の友人達と会うことになった。
2回にわけて。

メールが久しぶりすぎてほぼ返信がなく、ほぼ手紙を書く。
連絡はとりあえたが、全く都合が合わない。
私たちは毎日同じ行動をしていたのではなかったのか…。

10年前は自宅集合。
門前仲町駅地下の長い階段を、みなベビーカーをかついでやって来た。
(エレベーターのある赤札堂の出口を言い忘れていた)
ベビーカーの赤ちゃんもすっかり大きくなり、子どもも2人となったり3人となったり。
習いごとをしていたり、
3人めがまだ小さかったり。

第一弾は、ギンザ集合。
幹事役の私の独断でハーブスのハーフケーキつきパスタセットランチ。
ハーフでも十分すぎる大きさ。
その後もアンジェリーナのデミモンブランとソフトクリームセット。

ブランクなどほとんど忘れるほど、
高校時代が つい最近のようにさえ思えた。
キャラの濃すぎる仲間たちの話題。
特異な人格が形成されたか、特異な人たちの集まりだったか。
自分達も含め。いや、自分達がもしかすると一番特異かもしれない。
などと語り合う。

普通の人など1人もいなかった。
少なくとも思い出せない。

喋りすぎても、当時の機密情報は握りしめる。

第二弾は4月。
都合を聞いて分割された。
都合もいろいろだ。

紙袋を買って帰る。