シコリ


聚落社の小箱、貝殻ビキニ女子のシャツがやっと来ても、
虚ろな目で見ていた。

自らを反省し、最近の悪口を削除。

健康診断の再検査で腎臓はクリアしたが、
婦人科と乳腺の再検査も控えており、
ランチもベジタリアンのミルクランドへ行ってみたりしていた矢先、
胸のシコリが変化したような気がした。
5年ほど前から発生したシコリ。
半年ごとに検査している。
良性腫瘤で、悪性(ガン)になることはほぼないそうだが、
安心できない。
心優しい人々に励まされながら、仕事を抜け出し病院へ。
変化していなかった。

「オッパイ大丈夫だった」とメール。
そんなメールの届いた携帯電話を二女は失くしていた。
位置ナビ検索すると、成城警察署と思われたが、
携帯を拾ったらしい小さい子からたびたび電話。

長女は、「また突き指した、いつもより痛い」
と、1人で整形外科へ行っていた。
私も付き添うべきだったが、
シコリで頭がいっぱいだったのだ。

仕事を片付け、足早に帰宅、携帯を捜索し、交番に届ける。
位置ナビによると移動してサミットにいる小さい子にメール。
「こうばんにとどけてね」
「おかあさんにたのんでね」

その後、携帯電話は放置され、名乗るほどの者ではないとおっしゃる方が拾ってくださった。

長女から骨折だったとのメール。

明日は貝殻ビキニ女子を着て行こう。