ストレートネック
いよいよMRI検査。
予約がいっぱいで2週間も待って関東中央病院(通称カンチュウ)へ。
初体験にやや緊張していたが、
次から次へとMRI室に出入りする人々…大人気?のようだ。
それにしてもMRIとはなんだろうか。
病院の壁に貼ってあった紙には、
磁力で体内の水素を画像化し…???
後で調べよう。
閉所ではあるが真っ白な世界で閉塞感は思ったほどないが、
工事現場のような音が鳴り響く。
そんな音にも慣れ15分、もう限界だ、と思った時、ようやく終わった。
画像を保存していただいたCDを持って、先日の神経内科へハシゴ。
待ち時間の間にMRIを調べる。
MRI(Magnetic Resonanse Imaging)検査とは、強い磁石と電波を使い、体内の水素原子が持つ弱い磁気を、強力な磁場でゆさぶり、原子の状態を画像にする、とのことだ。
ゆさぶられたかもしれないが、
ますます不可思議だ。
MRI装置は、磁石が埋め込まれており、電波を身体に当て、体の中から放出される信号を受け取りコンピューターで計算することで、体内の様子を画像として表す、とのことだが…
とにかく圧倒的な検査能力を持っているらしい。
そして、ようやく目にしたMRI画像に、私もやはりヒトだったと、関心しつつ、いろいろな説明を受ける。
骨は多少の変形はあれど、
椎間板症とまでには至らず、
…ストレートネックですね。
つい口ずさみたくなるような今風な響き…
確かに首の骨が定規のように真っ直ぐだ。
どこか歪んでいるかと思っていたが、真っ直ぐだったとは。
(歪んでいたのは根性だけだった)
通常、頚椎は衝撃を吸収できるように湾曲構造をしているが、
ストレートだと負担がかかり、頭痛、肩こり、手の痺れ、めまいなどの原因になるらしい。
そもそもMRIまでしなくても、
もともと上を向きずらかったので、自己判断でもわかったかもしれないが、
原因がわかって晴れ晴れとした気持ちだ。
うつむきがちな現代人の病とも言うらしい。
確かにうつむきがちで下を向いて歩いてはきたが、
生まれつき、とのことだ。
カイロプラクティックなどで無理に矯正しようとすると、悪化することが多いそうだ。
それ以外はマッサージなり体操なりあるようだが、特に勧めらず。
神経内科なので、弱めの頭痛薬トルプタノールのみ。
慢性的な後頭部痛用だが、抗うつ薬でもある。
これからは常に首まくらを携帯し、首を大事にしたいと思う。