母とポニー

母から熊本の米が送られてきた。
熊本は母の故郷だが、
今は千葉の山奥に住んでいる。
私が福島産の米を買ったことは知らないはずだが、
放射能を心配したのかネットショップで買ったようだ。

私宛ではなく子供達宛である。
住所が間違っており、
配達員も間違ったりして、
てんやわんや。

ちょっとやそっとのことは驚かなくなったが、
母にはいつも驚愕させらる。
平穏無事な日々を過ごしたいので、
お礼の電話も子供達にしてもらう。

おばあちゃん、おもしろすぎる〜、
と子供達から聞いた話は、またまた信じ難い話だった。
最近事故に会い(※1)、車にはもうコりた、
ポニーでも乗ろうか、とポニーを飼おうと思っている、
ということだった。
ロバを飼おうとして見学に行ったが、
ロバは鳴き声がうるさかった、
ポニーはよかった。
買う人がいないのでたったの5000円だった、とのこと。

誰か止めてくれなけれないと、このままでは本当に買ってしまう。

調べると、違法ではなく土地と忍耐があればなんとかいけそうなようだ。
土地は無駄に広く持っているので問題ない。
ただ、犬猫とは訳が違う。
昔ヤギで懲りたはずなのに…
(ヤギ編に続く)

※1
掃除のできない母はハウスクリーニングを頼んでいるが、
その営業車をタクシー代わりに使用していた。助手席でシートベルトなしで乗り、事故にあった。