クソ・ミソ

野爆の川島さんや極楽の山さんなど、
私が好きな芸人の話をすると、
特に中高年女性からはすこぶる心象が悪い。

野獣のような人が好きなのね…
ちょっと変わった嗜好なのね…
と嘲るように薄笑いを浮かべている。
そんな方はきまって韓流やイケメン好きだったりし、
どちらかというと野獣に近い素敵なご主人がいたりもするが、
そんなご主人のことはクソ・ミソな扱いであり、
現実逃避などとおっしゃる。

私はイケメンが嫌いなのではない。
夫も「ハンサム」のようだ。

以前メシ友だったイケメンは、話すと数秒で全くイケてないことがバレた。
マイナスするしかない。
プラスするものがない。
そんなダメ男だった。
憎めずにずるずる食事を共にした。

ブサメンならプラスするいっぽうじゃないだろうか。

どっちにしろご主人にクソ・ミソはよくない。

人付き合い上、相方をけなすこともあろうが、
一瞬でも愛した人だ。
選んで選ばれたのだ。
目が覚めたら、どうしようもない不細工だった、としても、
責任を持って育て上げる必要がある。
手っ取り早いのは褒めたほうがいいに決まっている。
操縦する術はある。
それに夫婦はだいたい似てくると言われている。
だんだん悪化してるとしたら…

とにかく、クソ・ミソはよくない。