自然派
石油の恩恵は化粧品、薬にまで多岐に渡っている。
でも界面活性剤など、何やら化学的なものは妙に憎まれている。
なんとなくみな自然派思考のようだ。
私の愛用しているハンドクリームは界面活性剤が入っていないので分離しがちだ。
無添加石けんも泡だちが悪い。
無添加化粧品も成分がかわりやすいのか、だんだん臭くなる。
天然フローリングクリーナーの成分はシュラックで、
ムシが出す液体だ。
しばらくの間、それを塗った上で生活していたが、ベタベタする。
なんとなくカブトムシになったような気分になった。
自然派の波に乗せられていたが、
なにか少し入れたい。
偽自然派でもいい。
少し化学的なほうがいいかな。
プラセンタが胎盤というと気持悪がる人もいるが、
自然天然とはそんなものだ。
もっとも〜由来でも自然かどうかもよくわからない。
実家の大きすぎた犬の不思議。
(初代セントバーナード)
石けん1個丸飲みしたことがある。
灯油をなめたこともある。
まったく平気だった。
どうなってしまうのか恐怖だったが、
母はまったく動じない。
母曰く、
石けんは油でできている。
石油も大昔はマンモスの骨だった。
石油系は超自然派だったのか…