銀ぶら

JALクーポンの使用期限がせまっていた。
JALプラザをチェック。

ひさびさの銀座。


コツコツ音の出るミュールで、
初遠出で興奮する子ども達。
「大人みたいな音がする!」
と足音高く歩く。
有楽町西武跡地のルミネへ。
どこも新しい場所はだいたい同じようなお店。
勢いのある人気店だ。
服を見るのはほとんど諦めた。
いつか1人でゆっくり見よう。
ソニーのつかなくなったプラザ、
伊東屋やらでお買い物。
銀座のファストファッションのお店は子ども服は少ない。
大人の街を歩く。
距離的に近い頃は、身近だった銀座は、今はお出かけの街だ。
足が痛い、疲れた、と言う子ども達。
大人のようになること、カッコつけようとすることは、
そういうことだ、と言い聞かせる。
ファッションはほとんど苦痛に等しいのだ。

JALプラザで松阪牛キャビアをクーポンでお取寄せ。
一度か二度食べて美味しかった。
きっと美味しいだろう。

帰りの車で、まっさきにミュールは投げ出されていた。

苦痛を乗り越えてこそ。