スターバックス、生クリーム

時々スターバックスへ行く。
頻繁には行かない。
ちょっと高いのだ。
たまに誰かをスタバで見かけると、
その人によっては、
「あいつ、スタバにいた、しかもでっかいグランデサイズ飲んでた!」
「生意気!」
「お前には給茶器がお似合いだ!」
などなど、コーヒーを飲んでいるだけで指を差される始末。
(毒づきも楽しい昼休み)

食後のコーヒーにはミルク×2を。
このフレッシュなミルクを、
ミルクではない、と言い張る人がいるが、
大変よくできているし、この植物性脂肪の味は好きだ。

時々スターバックスラテを飲む。
時々ホイップを追加する。
「マグカップでよろしいですか?」
昼休み時間は、喋りすぎて飲み終わらないことがあり、紙派だったが、
たまにはエコを考えているふりをして、マグカップにしてみよう。

ホイップがてんこもりだ。
偶然か。エコだからか。
そこで生クリームの美味しさを再認識してしまった。
このなめらかなコク。
ラテの海に浮かんだ生クリームの塊を、
溺れてしまう前に、するっと飲み込む。
溺れてしまった生クリームはラテになじんで濃厚な味わい。

翌日もホイップを追加。
マグカップではなく、量も通常。
物足りないが、多めにとでも言えばいいのか、ダブルホイップ100円とかあるのだろうか※、
など考えて、
そうだ、生クリームを買おう。

サザビー系列なので、ナカザワ乳業の生クリームのはずだが、
以前タカナシを目撃したような気もする。
タカナシもさっぱり系で悪くないが、
ナカザワの品質は群を抜いている、はず。

スタバ勤務の知人にも確認し、ナカザワと確定し、
成城石井ルミネ店にて購入。


賞味期限がアピールされているが、
棚の一番奥から取り出した。
パーセンテージが足りない気もするが、かろやからしい。

ルミネの小さい店舗でも、大山乳業の白バラ牛乳など、
関東では乳製品マニア(?)しか知らないような逸品が充実の品揃え。
紀ノ国屋の真似などと言われた時代は終わった。
単なる気取ったスーパーじゃないのだ、成城石井は。

ナカザワの生クリームは繊細だ。
温度変化しないよう、保冷剤を付け、
振動で分離しないよう、そっ〜と持ち歩く。

夕食後、子ども達も巻き添えにして、生クリームをかき混ぜまくる。
昔、よく泡立てたものだ。
小学生の頃からケーキやお菓子ばかり作っていた。
小麦粉や生クリームが次々に変化する美しさ。
あの頃からハンドミキサーより、手動のほうがいいと思いこんでいる。
かつて、船橋東武でケーキを作っている人の様子をガラスごしにずっと見ていたことがあったが、
大量の生クリームを泡立て器(手動)でかき混ぜていたのだ。

ようやく泡立てた生クリーム、
7分だて。無糖で。
カフェオレにたんまりと。
あぁ…至福の味わい。

※エクスラホイップ(XWC)、無料でホイップ多めにでき、マグカップならより多めにできるとのこと。