木下大サーカス(横浜)

早起きして横浜(桜木町)、木下大サーカスへ。
自由席チケットなので2時間前着目標。
土日の午後公演は1時間前着では入れないらしい。
指定席もあるようだが、今更変更できない。
だいたい予定はいつも前々日くらいに決まるのだ。
もともとは今日は寺山映画の日だった。

東横線の地下化、副都心線が…と聞けども家族で電車を利用することは滅多になく…
車(高速利用)で40分、みなとみらいを過ぎ赤いテントが見えてきた。

幼少の頃、たぶんこのテントのサーカスでワクワクした覚えがあった。
綱から落ちたピエロの絵本も何度も読んだ。
少し大きくなって、妹と2人で行ったボリショイサーカスは、大きすぎるホールで、オペラグラスをのぞきながら、こんなんじゃなかったはず、などと思った。

今日のサーカスはこんなんなだ!と子ども達と走り寄る。
まだ約10メートル(×6、7名)の列に並ぶが、朝8時台は寒かった、ハマ風か。
春服を着せてしまった子ども達にはカフェでココアを飲んで待ってもらう。

開演1時間前、列の横で大道芸が始まる。
「なんかピエロみたいなのが来た、失敗ばかりしてる、ニセモノかも」とメール。
その後、ピエロは本物だとわかった。
わざと失敗して笑われる、道化者。ピエロはそんな役なのだ。

30分前開場、なんとか舞台に近い席へ。
そして次から次へとアクロバットな技と芸が繰り広げられ…
スリル満点、迫力満点。
サーカス団の人々の鍛えられた肉体、筋肉美に感心しきり。
後半は8頭ものライオンショー(ホワイトライオン含む)を始め、
キリン、シマウマなどの「サファリスペクタクル」。
バイクショーもあって盛りだくさん。
ワイルド過ぎるライオンの調教師を見ていてふと思い出した。
そういえば上の妹は小学校の文集に将来の夢を「猛獣使い」なんて書いていたのだ。
現実はヒト1人すら調教できていない(毒)。
〆は朝のピエロも登場して空中ブランコ
ずっと口があきっぱなしで大満足の2時間。

次回からのとても入りきれないと思われる長蛇の列を尻目に、
ポカポカ陽気の中歩いて、観覧車(サーカス割引)で横浜を一望。

遠くに赤いテント。

スーパーカーも見ながら赤レンガ倉庫へ。
またパンケーキの店が長蛇の列。
みんなそんなにパンケーキが好きだったのか。
パンケーキを横目に、オーガニックレストランで遅めのパスタランチ。
大葉と玉ねぎのドレッシングが美味しい。
オーガニックに難色を示す夫も満足。物足りないないこともなかった。

本当は元町方面まで行こうと、OZ横浜特集で急いで予習したが、
横浜は広すぎた。いろいろありすぎて情報が集約できない。
横浜住民がことさらヨコハマを誇示する気持ちも大変理解できる。
横浜人はお洒落な美男美女が多いのは事実だが、誇示する人はそうではない場合が多い。

そんなことより、夫は花粉症の薬がきれたのか鼻マスクも効かず、視界も悪いようだ。
子ども達の明日のことも考え、昔のように朝から晩まで歩き回ることはない。
まだ明るいうちに帰宅。

キリンが…

赤い靴のチョコレート