ラジオ体操

あったらし〜い朝がきた、
きっぼうのあ〜さ〜だ、
よろこ〜びに、胸をひ〜らけ♪

希望も喜びもあるか、胸も開くか、ボケ!(最近怒りっぽい)

ラジオ体操なんて大嫌いだった。
せっかくの夏休み、いつもより早起きし、姉と妹と寝ぼけマナコで近所の公園へ走る。
10分だか体操、そして姉と妹とトボトボと家に帰り、もちろんまた寝る。

ただでさえ「朝が苦手」と自分に言い聞かせてきた。
まだ薄暗い早朝から、誰よりも早く学校へ来て校庭で1人で遊んでいるようなアホな少年(=夫)でもなかった。

以前、英会話の先生に、ラジオ体操の話をしたところ、
そんな軍隊のようなことが、夏休みの早朝に一斉に行われるはずがない、民主主義の崩壊だ、
と信じてくれなかった。
かつて小学校に民主主義などあっただろうか。
私が小学生の頃はなかった。
ラジオ体操は強制参加。

今は自由参加だ。
それでもまだラジオ体操をしたい人たちはいる。
参加など考えたこともなかったが、
小学5年目にして友だちに誘われて行くと言う。
勝手に行っておくれやす。


旧かんぽ生命がアメリカの保険会社の広告放送をアレンジして作ったらしい。

自己都合だけで起きるほど悪母(=私の母)にもなれず、
一緒に早起き、かつ2人分の弁当製作もある。
夏休みは、いつも試練の時。
モウロウとしてカリカリとして。

ラジオ体操は隣町の主催で、なぜか7月いっぱいで終了だそうだ。
試練は思いの外、短い。

今日は最終日。ご褒美つき。

このために頑張ってきた(?)。

早起きして眠くなる。