腹立ちぬ
腹立ちぬ、とメールする。
時々怒り過ぎる。
「命の母」だとかそろそろ考えたほうがいいのかと思っていると、
高嶋ちさ子さんは、怒りの沸点が低く、漢方薬を飲んでいると聞いた。
「抑肝散」という漢方薬と判明。
大正製薬から催眠鎮静剤として「レスティ」という市販薬も出ているようだ。
薬を飲むほどではない、と誰かが止めるかと思ったが、…誰も止めない。
だいたいは他人に怒っている。
自分のことばかり考えいるようで、
他人のことばかり考えているのだ。
他人をどうにかしようとしても、人はそう変わりはしない。
世直ししようったって、ほとんど不可能だ。
たいていの人はそんなこと、とっくに気付いていて、
無駄なことをしてコトを荒立てることなどしない。
言いたいことは全部言っているのは、
我慢するということを知らないだけだ。
他人には他人の事情がある。
自分のことだけ考えてればいいのだ。
怒り心頭メールの締めは、救心…救心…。
どういうわけか楽しくてしょうがない。
世直しなんて考えていない。
ただ悪口が好きなのだ。
平穏無事よりも悪口のタネが転がっているほうがいい。
昼休みが楽しみなのだ。
声が枯れるほど悪口を言いたいのだ。
「命の母」も「抑肝散」も「レスティ」も要らない(と誰か言ってくれ)。