湘南Tサイトへ
湘南Tサイト行こうよ、
と言うと友人は「なにそれ、聞いたことない」と言うではないか。
地元じゃまだ知られていないようだ。
遠く離れた私が、新名所みたいなことを言って騒いでいるのを、
呆れているようだったが、
いつものように聞いてくれる。
高校時代からの友人。
海外暮らしが長く、昔っからの巻き舌も健在。
奇抜な人に見られていたが、もしかすると1番常識人なのかもしれない。
ふと私たちは奇抜な2人に思われていたのかもしれないと思う。
たぶんそうだろうが、周りを全く気にしない点と、
家にテレビがなかった私と、サザエさんしか見られなかった彼女と、
共通点は多い。
お互いに相手が自分よりも少し変だと思っている。
クロネコ好きの二女へ。
H&M
そして、パナソニック工場跡地、
なんにもないところに突然Tサイトは現れる。
蔦屋書店はタダの本屋なのか疑問に思っている人は多いようだ。
姉も、代官山の蔦屋書店で、
アート本の充実ぶりに驚きつつ、
おしゃれ過ぎる人が多くて居心地が悪いと言っていた。
ヌード画集をコソコソ見ていたと思われるが、
堂々とすればいい。
人々がおしゃれだろうがなかろうが、
高感度でも低感度でも、
そんなことは関係ない。
以前、代官山で、テラス席を譲ってくれた方は、ニーチェを読んでいた。
ニーチェなんて実家でしか見たことがない。
かつて祖母が、
「本に埋れて死ぬかもしれない」
と恐怖を抱いた実家に。
蔦屋書店では、もちろん本なんて買わない。
だいたい、どこに何があるのか全然わからない。
ミナのお店、こうじやなど約30店舗も入る。
友人にはこうじやを勧める一方で…
現在、無茶々園HPでも買い物中。
新潟の「ヒッコリースリートラベラーズ」と言うデザイナー達が手がけるらしい。
オリジナルTシャツなども作っていたりして、長女に教える。
部活Tシャツのデザインに疑問を抱いている。
表層の上っ面の部分は大事だ。
蔦屋書店の字体の正楷書体とか、
そんなものが好きだ。