白金など

中学校(長女)の合唱発表会が世田谷区民会館で行われた。

私も中学生の頃、真剣に合唱に取り組んでいたことがあった。
夢中で練習し、クラスが一つになった時、感動したりしたものだ。
優勝候補のクラス担任の先生が、
優勝出来ず、坊主頭(当時はハゲと言った)にするほど、
学校をあげての熱の入りようだった。

当然発表会は体育館で、親が来るはずもない。
仕事を休んでまで見るものなのか、
と思っているうちに、その日。

そこかしこで遭遇したママ友たちに手をふり、背を向け、新宿(仕事場)へ。
やや後ろめたい気持ちになる。

半休もできた。
以前買えなかったスドウのパンを買ってカフェロッタでランチしたってよかった。

連休は難しかった。
前日、朝から病院と昼から白金散歩で会社を休んでいた。
成城ベーカリーで、パンも足りていた。
困っている人を助け、
「あなたにはきっといいことがある」と言われながら、
自分の子どものことは忘れていた。

さて、白金は成功者が住む街らしい。
東大に行ってもモテなかった同級生男子が、
結婚して白金に住んでると聞いて、やっと成功した、と友人同士で秘かに祝福したものだ。
以前、職場にいたモデルもする美女も社長夫人になって住んでるらしい。
基本、住宅街で文教地区。

散歩仲間は昔付近の大使館に出入りして以来、
私もミナのお店が出来た時と、
友人の結婚式の前にミナのお店に寄ろうとした時くらいだ。
またミナのお店と焼き菓子のお店等に行く。

隣町に住む友人の薦めるアーヴィングプレイスで食事。
白金台から白金高輪まで歩く。
町をあげて大村先生(北里大学)のノーベル賞受賞を祝福、
賢こそうな人々が行き交い、
浮かれてショッピングするような所ではなく、
夜食などを少しついばんだりするところか。
奥まったお店が多く気づかなかったかもしれない。
みな前に出るタイプではないようだ。

焼き菓子たち(コムパリ/ル・コフレ・ド・クーフ/ヤエカ)

欲が体に追いつかなくなり(?)、
焼き菓子はどんどん小さくなる。


白金堂にて完。

数日後、
物足りずに柴崎の手紙舎へ、子どもと。
文具、雑貨、本(ブックカフェもできた)も眺める。


子ども撮影。

プレーンクッキー(ヤエカ)が美味しすぎて全部食べてしまい、お裾分けを変更。

素朴な味の予感。