芋煮鍋、醤油

山形の秋の風物詩、芋煮鍋をする。
山形のご家庭と芋煮会用では、芋煮会用は薄めだったり味付けが違うらしい。

昔、母の友人が、芋煮鍋を作り、
味が足りない足りないと、しきりに言っていた。
充分おいしかったが、
何が足りなかったのだろう。
たぶんこれだ。

山形の醤油屋さんから「味マルジュウ」がお届け。

だし香る贅沢つゆ(キッコーマン)
に近い気もする。

母の友人の芋煮鍋をいただいた後、
ちばコープで芋煮鍋セット(冷凍のスープ・里芋・牛バラ肉)を注文したら美味いのなんの。

サミットの東北の鍋紹介カードで、
マルジュウを知るが、
サミットに味マルジュウはなかった。
ずっと探していた。
元旦にネット注文。

九州の親類はお刺身用としてソースのような甘い醤油をつける。
到底理解できない。
しかも代々醤油屋だ。

先日新潟のすし道楽に、関西醤油というものがあった。
淡口だが、塩分は多い。
新鮮な気がする。

大昔、醤油は京都から東京に運ばれてくる間に、色が濃くなり濃口になったらしい。

小学校の頃、銚子のヒゲタ醤油と、野田のキッコーマンも見学した。
濃口・薄口醤油は色の違いだとその時に聞いたと思う。
そして、なんでもかんでも(サラダにも)醤油をかける映像も衝撃だったが、
出来たての醤油をいただき、その美味しさが大変な衝撃だった。

最近の醤油はみな密封ボトルで新鮮だ。
醤油一つで料理に幸福が。
(そんなことも聞いた気がする)

味わい贅沢二段熟成生しょうゆ(キッコーマン)は、
サミット蘆花公園店でやっと見つけた。
近隣店は贅沢品は置いていない。
やっとありついた贅沢品だが、
新鮮醤油が溢れかえる今、贅沢感がわからない。